LT_CALC2.exe Ver1.4


制 作 日 

2008/01/21

開発環境 

機種:WindowsXP
使用ソフト:VisualBasic6.0

ソフト種 

シェアウェア


はじめに   詳細   ユーザー登録方法   動作環境  その他  ダウンロードはこちら

はじめに


 「LT_CALC2」はフリー版「LT_CALC」のグレードアップ版になります。

 使用方法として大まかに2つの方法があります。
一つは計算式を直接入力し、計算させる方法があり、「LT_CALC2」の条件に沿った入力、
エクセル・ワード等からコピー貼り付けによる入力ができます。
もう一つは基本式をもとに変数を利用し、計算させる方法があり、
何度も同じ計算式を利用し、数値のみ変更する場合などでも簡単に行えます。

 また、図面のオブジェクト情報をボタン一つで抽出できるので、数量の拾い出しと
集計が能率的に行えます


 式や答え、データをエクセルの任意のセルへ文字列として送信することもできるので、
計算書にそのまま使えます。

  式、答え、単位をリストに登録すると、複数のデータをAutoCADへ作成することができ、
表を作成する時などに便利です。

   1.基本的な使用方法
      @基本式を使用する方法
      A計算式を直接入力する方法

   2.数式入力
      @角度の単位
      A入力条件
      B数式の編集

   3.データ入力
      @単位設定
      A小数点以下表示桁数の設定
      BAutoCADから抽出設定
      C変数の設定
      Dデータを計算式に反映
      Eデータのクリア

   4.作図
      @基本設定
      A文字設定
      B作図実行

   5.入出力
      @基本式読込
      A基本式書出

   6.エクセル
      @範囲の設定
      A入力方向
      Bエクセルへ送信

   7.拡張

       @登録
      A作図実行



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↓画像をクリックすると説明へジャンプします。

【Ver1.4】の改訂内容(2008/1/21)
 ・LT2008まで対応


詳細


1.基本的な使用方法 

@基本式を使用する方法
    変数に数値を割り当てると、自動で計算式を作成します。



 A計算式を直接入力する方法
    キーボードからのダイレクト入力や「LT_CALC2」の条件に沿った入力(フォームから入力可)、
    エクセル・ワード等からコピー貼り付けによる入力ができます。





2.数式入力 

 


  @角度の単位
      例 : 『10進法』・・・30.347222221°
           『60進法』・・・30°20’50"


  A入力条件
      
ボタン入力規則  
sinsin(数値)角度(ラジアン単位) のサイン を計算戻り値は、-1 〜 1 の範囲の値
coscos(数値)角度(ラジアン単位) のコサイン を計算戻り値は、-1 〜 1 の範囲の値
tantan(数値)角度(ラジアン単位) のタンジェント を計算 
 -1
sin
sin^(-1)(数値)角度のアークサイン を計算数値には角度のサインを-1から1の範囲で指定
戻り値はラジアンで 0 〜 PI の範囲
 -1
cos
cos^(-1)(数値)角度のアークコサイン を計算数値には角度のサインを-1から1の範囲で指定
戻り値はラジアンで 0 〜 PI の範囲
 -1
tan
tan^(-1)(数値)角度のアークタンジェント を計算戻り値はラジアンで -PI/2 〜 PI/2 の範囲
(□)(式)小カッコ  
{□}{式}中カッコ 
[□][式]大カッコ 
  2
^(数値)

べき乗をを計算

 
2_(数値)下付き文字計算には反映されません
//  
√(数値)
sqrt(数値)
数値は平方根を求める正の数 
ππ
pi(数値)
数値の平方根 を計算3.14159265358979

+
加算 

-
減算 
××
*
乗算 
÷÷
/
除算 
基本式を作成する際の変数になります
全角英数[A]〜[J]まで対応しています

例: 「A」→「1」
    「B」→「2」 と割り当てる。
    基本式が「A+B」の場合、計算式は「1+2」
   ※基本式が「AB」の場合、計算式は「12」となり、連続の文字列が作成されますので
    変数と変数の間には演算子を入力して下さい。
全角文字[0]〜[9]
      [.]・・・ピリオド (小数点)
      [,]・・・カンマ  (桁区切り)
半角文字[0]〜[9]
      [ . ]
      [ , ]
  B数式の編集
[Back]
[Clear]
[ ← ]
[ → ]
バックスペース
基本式・答え・単位をクリア
アクティブな式のカーソルを左へ一つ移動

アクティブな式のカーソルを右へ一つ移動

3.データ入力 



 @単位
   
 AutoCADから値を取り込む時の単位を設定します。
    [設定]ボタンを押すと以下のようなフォームが表示されます。
 [取り込み]・・・AutoCAD上の計測単位を示します。
[表示]・・・取込後、テキストボックス(データ欄)に表示する単位を示します。
 例 :AutoCAD上で1000mmの場合
      [取り込み]   [表示]     
       mm   →   m     と設定するとデータは  「 1 」 と表示

     AutoCAD上で1mの場合
       [取り込み]   [表示]     
         m   →   mm     と設定するとデータは  「 1000 」 と表示
[取込時に小数点以下表示を適用]・・・チェックマークを付けると、AutoCADから情報を
                         取り込む時に、Aの[小数点以下表示]が適用されます。
A小数点以下表示
     数値には小数点以下の桁数を入力して下さい。

    [カンマを適用]・・チェックマークを付けると、カンマ(桁区切り)を適用します。
                データ取込・データ変更・計算時に反映されます。
     [変更]・・・変数に設定した全データの表示桁数を変更します。

B取込値
        [文字内容]・・・ 『マルチテキスト』『テキスト』の文字内容(数値)を抽出します。
                  オブジェクトを選択し、[右クリック]又は[Enter]を押すとテキストボックスにデータが取り込まれます。
        [2点間の距離]・・・ 『2点間の距離』を抽出します。
                    座標を2点をマウスで指示するとテキストボックスにデータが取り込まれます。
           [作図する]・・・チェックマークを付けると、指示した座標の中点に2点間の距離を作図します。
              
 ※ボタンを押した直後、「OSNAP」等の設定をすると距離の抽出が正しくできません。
                 計測する座標の1点目を指示して下さい。

        [線の長さ]・・・ 『線』『ポリライン』『円弧』『円周』の長さを抽出します。
                 オブジェクトを選択し、[右クリック]又は[Enter]を押すとテキストボックスにデータが取り込まれます。
        [面積]・・・ 『ポリライン』『円』の面積を抽出します。
               オブジェクトを選択するとテキストボックスにデータが取り込まれます。
               
※ポリラインが開いている場合にも面積を抽出しますので、注意して下さい。
C変数の設定
   変数にデータを割り当てます。
      [A]〜[J]・・・変数名
      [名称]・・・データの情報等を入力して下さい。
             データの情報が分かり易い様にフォーム上で表示されるだけで、入力しなくてもかまいません。
      [データ]・・・変数に割り当てる数値になります。
             キーボードから入力、又はボタンをクリックしてAutoCADから取り込んで下さい。

           テキストボックスの入力位置はキーボードの[↑]、[↓]、[Tab]、[Enter]で移動できます。

Dデータを計算式に反映
   基本式の変数を設定したデータに置き換え、計算式を作成します。

Eクリア
   チェックマークを付けた項目のデータを全て消去します。


4.作図 



@基本設定

       [尺度] ・・・規定値は「1」となっています。
       [画層] ・・・規定値は「現在画層」となっています。
       [文字スタイル]・・・ 規定値は「現在スタイル」となっています。
       [図面情報取込]・・・アクティブなAutoCADの『尺度』『画層名』一覧、『文字スタイル』一覧を取得し、
                  リストへ取り込みます。
                  図面で使用している尺度や画層、文字スタイルを使用したい場合にはこのボタンを実行し、
                 リストから選択して下さい。
               
※情報取込後に図面の『尺度』『画層名』『文字スタイル』を変更し、その情報をプログラムで利用する場合には
                 このボタンを押し、図面情報の再取得を行って下さい。

A文字設定
      [位置合わせ]・・・文字の基点を設定します。
左上上中央右上
左中央中央右中央
左下下中央右下
     [オフセット] ・・・基点からの作図オフセットになります。
      [文字高]

B作図実行
      [作図範囲]・・・作図する「計算式」・「答え」・「単位」の組み合わせを設定します。
      [AutoCADへ作図]・・・数式文字列として「計算式」・「答え」・「単位」をAutoCADへ作図します。 
                   
※AutoCADが起動していない場合には、AutoCADを手動で起動した後に実行して下さい。
作図例



5.入出力 

   [基本式読込]
     基本式とデータ入力欄の名称を読み込みます。
     ファイル形式は「.sik」です。 
     ボタンをクリックするとダイアログボックスが表示されます。
     ダイアログの[開く]ボタンを押すと、[ファイル名:]に読み込んだファイル名が表示されます。
   [基本式読込]
     基本式とデータ入力欄の名称を書き込みます。
     ファイル形式は「.sik」です。 
     ファイル名は読み込み時にフォームへ表示されますので、分かりやすく短い式名として設定しておくと良いでしょう。

6.エクセル 



@範囲
   エクセルへ送信するデータの範囲になります。
     [数式]・・・計算式・答え
     [データ入力欄]・・・【データ入力】タブの全データ

Aセルの方向

     [下]・・・アクティブセルから下方向へ入力していきます。
     [右]・・・アクティブセルから右方向へ入力していきます。

Bエクセルへ送信
    アクティブセルへデータを入力します。
   ※エクセルが起動していない場合には、手動でエクセルを起動し、データを入力したいセルをアクティブにしてから実行して下さい。
実行例:


7.拡張 
     計算式・答え・単位を複数登録・作図できます。



@登録
   [追加]・・・計算実行後の『計算式』『答え』『単位』(AutoCAD作図用)を追加します。
   [削除]・・・マウスで選択したリストの行を削除します。
   [リストの範囲]・・・登録リストをマウスで選択、または[開始行][終了行]を設定して下さい
       [開始行]・・・作図する登録リストの開始番号
       [終了行]・・・作図する登録リストの終了番号
   [行間隔]・・・作図時の行間隔になります。すべての行に適用されます。


A作図実行

作図例:


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ユーザー登録方法 
 「LT_CALC2」はシェアウェアです。
 14日間は全機能を使用することができますが、14日を過ぎますと、
一部の機能(↓の赤の部分)が制限されます。


 十分に試用された上でこのプログラムを気に入られた方は、ユーザー登録をすることで動作制限を解除出来ます。
登録料は、3,150 円(税込)です。
 ご送金は、Vectorのプロレジで受け付けます
プロレジでお申込
上記以外の方法でも受け付けております。詳細は当社ホームページの購入方法をご覧下さい。

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動作環境 

●対応OS:Windows2000、NT(SP4.0以上)、XP
必要ソフト:AutoCAD LT2000、LT2002、LT2004、LT2005、LT2006、LT2007、LT2008のいずれか
  ・Microsoft®、Windows®、Windows NT®は米国マイクロソフト社の米国およびその他の国における登録商標です。
  ・AutoCAD LT は、米国オートデスク社の米国およびその他の国における登録商標です。

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その他 

●著作権・転載等
  「LT_CALC2」 の著作権は南九州総合設計が所有します。
 転載時、又は転載後 メールにてご連絡下さい。
 バージョンアップが行われた時には最新版を転載し直すようお願いします。


●免責事項

  サポートは一切行っていません。障害発生はすべて使用者の責任において解決してください。
  このプログラムを使用した事によって発生した損害は、一切保証しません。 

●お問い合わせ

  HPQ&Aによくある質問を記載しております。ご質問の前に、ご参照下さい。
  それでもお分かりにならない場合には、メールまたは掲示板でお問い合わせ下さい。

●バージョンアップ等はホームページでお確かめ下さい。
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